(右)橋詰神社と(左)六軒神社
(左)六軒神社 と (右)橋詰神社

虫封じ

尾張西枇杷島まつりは、元来、天王社のおまつりとされます。昔はお腹に寄生虫が湧くことが多かったので、虫が着いたなどと表現し、虫を退治すれば症状なども落ち着くという考えから、虫除け・虫抜き・虫封じなどと表現するようになったといわれます。

虫除けは予防的に、虫抜きは治すために、虫封じは予防と治すことを兼ねて、というように使い分けられます。機嫌が悪くなりやすい赤ちゃんや、じっくり眠らずいつもグズル子供を 「かんの虫がついた」などと表現します。「かん」には「癇」や「疳」の字を当てます。正字は癇で、一般に使われる疳は日本で使われる略字です。

御祈祷の方法

御祈祷の方法を大別すると、身体に直接行うものとお札に対して行うものに分けられます。

◆ 身体に対して直接行う場合は、墨を摺って、手のひらまたは指に所定の文字や梵字とご真言を書き、お経を唱えます。暫くすると、手または指先から白い糸状の物が出てきたら御祈祷を終えます。

◆ お札に対して行う場合は、お札を身体と見なして御祈祷しますので、その方法も多種多様となります。

墨を摺る場合は、塩を少量入れる指示が多く、墨も産地や製品名を指定している場合があります。お香では御祈祷の内容によって漢方で鎮静剤などとして使われるチョウジが指定されています。その意味では、墨や塩にも多少何かの物理的な効果があるのかも知れません。古くは前二者と全く異なり、虫封じの紙札を小さく切って飲む方法もありました。

山車ニュース

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